ドイツでの保護者会
保護者会の食べ物
初めて幼稚園の保護者会に参加した時の事。ドアを開けて部屋に入ると、小さなテーブルをくっつけて作ったテーブルの真ん中には、人参、きゅうり、カラフルなパプリカなどのスティックやプチトマトが並んでいて、その真ん中にはそれらを付けて食べるオレンジ色のディップが置いてあった。
先生達や保護者達はそのテーブルを囲んで座り話しをする。私はこの野菜スティックを本当に食べるのか、気になって野菜に釘付けだった。
実際、始まってしばらくすると色々な人が話しの間に手を伸ばして食べだした。私は終始サラダの存在が気になってこの時は、話しが上の空だったような気がする…(集中してても難しいのだけど)。この時は野菜スティックだったが、別の時にはクッキーやお菓子が置いてある事もあったかなぁ。
小学校の保護者会
ここでも食べ物が出て来たのだけれど、この時は自分達で持ち寄るスタイルだった。前もって何を持参するかはリストに記入し調整される。 私はポテトサラダを作って待って行った事があった。この時はポテサラの上にカリカリのベーコンを添えた。それぞれの国の色が出た料理や、自家製パンなどが並び、さながらブュッフェ状態だった!
帰り際に、1人のドイツ人のお母さんがポテサラが美味しかった、特にベーコンがのっているのが気に入ったと喜んでくれた。その事はとても嬉しかった。
しかし、この日しまった!と思った事がある。
ドイツには必ずと言ってもいい程クラスには外国人もいて(私達もそうだし)宗教を信仰している人も多く、その種類も色々。
この日私はうっかりベーコンを添えた為に、イスラム教の人達は食べる事が出来なかった。
その後も、食べ物を持ち寄る機会は色々出てくるのだが、これ以降はそういう事も念頭におくようになった。
この食べ物が出たり、持ち寄るのは、ドイツの一般的な習慣というわけではないと思う。通っていた幼稚園のスタイルだったり、学校のクラスでの保護者会の性質だったり、その時の希望によるものではないかなと思う。
皆よく発言する
日本で数回だけ保護者会に参加した事もあるが、私がドイツと日本での違いを感じたのは…..スーツやカチッとした格好で来る人はいない事かなぁ、どちらかというとそのまま来たやろなぁと思う楽な格好の人が多い印象かなぁ。 座っている時も足を組んで、腕は前に組んで座っている人が結構いる印象。そして、皆んな意見を言う。一言も話さない人なんていないのじゃないかな(私以外は…)。とにかく自分の意見をよく述べる。
拍手の代わりにグー
話し合いの中で、ある人の意見に皆が賛成というか、賛同する場面があった。その時皆ぐー👊を作って机をコンコンと叩きだした。私は、なんだ...⁉︎ブーイングか⁈と一瞬思った。しかしこれは同意を示す行為だと分かり、遅れて私も机をコンコンしてみた(*^^*)
郷に入れば剛に従え と言うし。